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デンマーク・クリスマス・ガストロノミー2025

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 11月5日、デンマーク王国大使館と全日本司厨士協会の共催によるデンマークのクリスマスをテーマにしたガストロノミーイベントが大使公邸にて開催されました。
 
 この日のために、デンマークにあるレストラン「Sortebro Kro」のオーナーシェフJohn Kofod氏が来日し、公邸料理人のSampath Bandara氏とのコラボレーションによる全16品のコース料理が参加した35名の皆様に提供されました。Johnシェフの優しい口調で語るデンマーク食文化のお話は、次々と出される伝統とモダンが融合した素晴らしい料理とあいまって、会場の私たちを北欧のクリスマスディナーへと招待してくれました。
 
 まずは、北欧発祥の蒸留酒アクアビットで乾杯。チェイサーはカールスバーグです。フィンガーフードのニシンの前菜3品から始まり、様々な調理法の魚料理が5品、続いて鶏肉や豚肉、ピクルスとケールソースのミートボールといった肉の4品が出そろいました。途中、北欧料理との相性の良い、日本未入荷のシャンパーニュ「Skagen Champagne」の紹介もありました。
 
 メインディッシュは、デンマーク風豚のローストです。カリッカリに焼いた豚肉の皮とポートワインで煮込んだプルーンのグラッセ、小さなブラウンポテト、ソース添え。デザートにはデンマーク風ライスプディングのリゼラモンにチェリーのシャーベット、ドライチェリー、アーモンドクランブル、そしてたっぷりのチェリーソース。最後に古くからデンマークの冬に広く食べられているお菓子、クレイナーが配られました。
 
 フレデリクスダルの深みある味わいのチェリーワインも何杯かいただいて、満足感に満ちた居心地の良さ、ヒュッゲを感じられた素敵なクリスマスイベントとなりました。
 
 ヤール・フリース・マスン大使、マリエ・ルイセ・フラック・デ・ネルゴー公使、そして素晴らしい二人のシェフと大使館スタッフの皆様、ありがとうございました!

理事・事務局長 川端清洋



イベントに参加した皆さん

サンパット氏(左)とジョン氏(中央)

ヤール・フリース・マスン大使

イベントの様子

ニシンの前菜

魚のお料理

魚のパン粉揚げ

スモークしたカラスガレイ

塩漬けのカラスガレイ

スモークしたウナギのカナッペ

シーフードサラダのタルトレット

日本未入荷のシャンパーニュ スカーゲン

肉のお料理

豚肉のレバーパテ

塩ゆでの豚料理

鶏肉とマッシュルームのサラダ

ミートボール

チェリーワインの試飲

デンマークウイスキー スタウニング

デンマーク風 豚のロースト

チーズ各種

リゼラモン

デンマーク・クレイナー

左からサンパット氏、マリエ公使、宇都宮会長、ジョン氏、マティアス氏