第60回技能五輪全国大会

　11月4日〜7日、23歳以下の全国の技能者（全41職種）が競技を競う第60回技能五輪全国大会が厚生労働省および中央職業能力開発協会の主催で開催されました。西洋料理職種の競技は先行して行われ、11月１日に全体ミーティングを行い、競技ルールの説明や会場（東京誠心調理師専門学校）の調理機器の確認等を行い、11月2・3日および5・6日の4日間で競技大会を開催しました。
　11月4日には、先月スイス・ルツェルンにて開催された技能五輪国際大会の報告会を開催しました。当日は、オンラインと会場参加併用のハイブリッド開催とし、選手はオンライン、指導教官と競技委員、補佐員は会場参加となりました。出場した選手と指導教官から国際大会の競技内容や現地情報、他国の作品との違い等を報告していただきました。今後の選手育成について、多くの課題を見付けることの出来た良い機会となりました。
　なお、昨年度の大会に引き続き、今回の大会も通常とは異なり、新型コロナウイルス感染症対策を講じたものとなりました。開会式はオンラインによる無観客形式とし、出場選手の健康チェック表の報告や調理台の距離の確保、さらに来場者においても事前登録制となりました。
　全国の予選大会から勝ち残った34名の代表選手による競技の結果、第60回大会の優勝者（金賞）は、廣田流星選手（横浜ロイヤルパークホテル/一般社団法人全日本司厨士協会神奈川県本部）に決定しました。
　廣田選手、おめでとうございました！