第25回世界料理オリンピック AJCA National Team

第25回料理オリンピック
 1900年にドイツ・フランクフルトにて第1回大会が開催されて以来、100年以上の歴史がある国際料理大会「世界料理オリンピック」Culinary Olympicsは、ドイツシェフ協会が主催する世界司厨士協会連盟(World Association of Chefs Societies、通称WORLDCHEFS)公認のものであり、4年に一度開催されています。
 全日本司厨士協会(All Japan Chefs Association)からは、1972年の第13回大会より毎回ナショナルチームが出場しています。第25回大会(2020年2月14日〜19日)には関東総合地方本部の会員がAJCAナショナルチームとして、個人部門には首都圏だけでなく各地方からも出場しました。

2016年の前回大会の様子




【ナショナルチーム】

キャプテン 西山 恭正 YASUMASA NISHIYAMA 横浜ロイヤルパークホテル
調理部副部長
チームリーダー 毛塚 智之 TOMOYUKI KEZUKA 株式会社パレスエンタープライズ パレスホテル大宮
総料理長
チーム 岩﨑 浩実 HIROMI IWASAKI 横浜ロイヤルパークホテル
調理部ベーカーペストリー課長 ペストリーシェフ
チーム 村田 貴之 TAKAYUKI MURATA 横浜ロイヤルパークホテル
調理部宴会調理課長 コールセクションシェフ
チーム 當間 元 HAJIME TOMA 横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ
料飲部調理宴会ホット 宴会アシスタントシェフ
チーム 櫻井 健太 KENTA SAKURAI Daiwa Royal Hotel THE HAMANAKO
調理部洋食担当
ヘッドコーチ
髙橋 明 AKIRA TAKAHASHI 横浜ロイヤルパークホテル
取締役調理部長 総料理長
サポートシェフ 門口 健治 KENJI KADOGUCHI 横浜ロイヤルパークホテル
調理部宴会調理デコレーターシェフ
サポートシェフ 小柏 進 SUSUMU OGASHIWA 株式会社ミリアルリゾートホテルズ ディズニーアンバサダーホテル
調理部レストラン調理課 統括料理長
サポートシェフ 石川 幸子 SACHIKO ISHIKAWA カゴメ株式会社 イノベーション本部 素材開発部
Sachiko Ishikawa WORLD CARVING 主宰 カービング講師


第25回世界料理オリンピック(2)


 2月15日からはいよいよ競技が始まりました。日本のナショナルチームは15日が従来からのホットキッチン競技「レストラン オブ ネーションズ」、17日には従来の展示競技に替わり「シェフズテーブル」というホットキッチン競技が行われます。初日はアイスクリームマシンの故障や普段の調理場との違いもあり、オーダー処理が遅れるなどトラブルはあったものの何とかチーム力でカバーし、無事に110名のコースメニューを出すことが出来ました。17日のシェフズテーブルは、設営された調理ブースで、ショーピースの展示とともに審査員を含んだ12名分の料理を7種類のメニュー構成で提供します。例えば、12名分の冷製シーフードを3種類の異なる調理法や付け合わせ、2種類のソースで提供し、シェフが取り分けて料理の説明を行うなど、実践的な課題でした。
 16日からはカリナリーアートという個人選手の展示競技も始まり、選手の皆さんは早朝4時には占部国内審査委員長とホテルを出て、会場のメッセシュトゥットガルトに向かいました。16日はカリナリーアート3名とその場で野菜や果物にナイフで装飾を施すライブカービングに1名が参加。17日はカリナリーアートに3名。18日には、カリナリーアートに3名、カービングに1名が参加しました。
 今回は様々な困難が日々選手たちに立ちはだかりましたが、日本選手団はそれらを乗り越えて素晴らしい結果を残し、貴重な経験をすることができました。
 また、今回はWORLDCHEFSの国際Bジャッジ認定を受けている三浦健史氏も同行し、軍隊のナショナルチームの審査に入り、最新の審査方法を学ぶことが出来ました。
 なお、大会終了後の20日には宇都宮会長、大西理事長、三浦国際ジャッジ、川端事務局長の4名は、日本選手団がドイツ入国時に大変お世話になった在フランクフルト日本国総領事館に行き、河原総領事と松山副領事にお礼とともに大会の報告をさせていただきました。
 ご支援をいただきました協賛企業の皆様ありがとうございました。
 選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、多数のメダル獲得おめでとうございます!!


【ナショナルチーム成績】
レストラン オブ ネイションズ競技  銅メダル
シェフズテーブル競技  ディプロマ

【個人選手成績】(順不同)
塩貝龍太(関西地方本部)   銀メダル
和田将司(中国地方本部)   銅メダル
小柏進 (関東総合地方本部) 銅メダル
桐山均 (京滋地方本部)   銀メダル
入江賢作(京滋地方本部)   金メダル
遠藤重伸(京滋地方本部)   金メダル
天川伸也(西日本地方本部)  銀メダル
鈴木智宏(西日本地方本部)  銀メダル
舟木慧 (西日本地方本部)  銅メダル
石川幸子(関東総合地方本部) ライブカービング 銅メダル、カービング 銀メダル

公式サイトでの結果





レストラン オブ ネーションズのディナー会場


ナショナルチームの競技ブース


盛り付けの様子


在シュトゥットガルト日本国名誉総領事館
クリスティアネ山越氏とともに(2列目中央)


調理機材や食材の展示会 INTERGASTRA


お世話になった Businesshotel Rosenau
のオーナー(中央左)とともに


WORLDCHEFS ググラー会長と記念写真


レストラン オブ ネーションズの前菜


レストラン オブ ネーションズのメイン


レストラン オブ ネーションズのデザート


シェフズテーブルの調理ブース


調理場のすぐ隣りにゲストテーブル


シェフズテーブルの大皿料理



展示競技「カリナリーアート」


塩貝龍太選手の作品


和田将司選手の作品


小柏進選手の作品


桐山均選手の作品


入江賢作選手の作品


遠藤重伸選手の作品


石川幸子選手 ライブカービング


石川幸子選手 カービング


天川伸也選手の作品


鈴木智弘選手の作品


舟木慧選手の作品


日本チームのスポンサー ヴォストフ社


在ミュンヘン日本国総領事館の
木村総領事と殿村副領事との面談


協会ネクタイを着用され
日本選手の作品を鑑賞


表彰式会場



日本のナショナルチームの表彰


日本選手団の集合写真


お世話になったホテルで選手たちの
手料理によるパーティー


在フランクフルト日本国総領事館の
河原総領事と松山副領事を表敬訪問

第25回世界料理オリンピック(1)





日本選手団のBGMはQueen「We Will Rock You」(※音楽は著作権のため消音)


 2月10日、選手団一行は羽田空港からドイツ・ミュンヘン経由で現地シュトゥットガルトに向かう予定でしたが、ハリケーン「Sabine」の影響で予定していた便が欠航し、急きょ数時間遅れのフランクフルト経由の別便に乗り込みました。当初より外務省在外公館課を通して、経由地の在ミュンヘン日本総領事館に持ち込み食材などの入国時のご支援をお願いしており情報を共有しておりましたが、振替便がフランクフルトとなったことで急きょ外務省、在ミュンヘン日本総領事館、在フランクフルト日本大使館およびフライト手配をお願いしていたJTBと情報を共有することなりました。その矢先、フランクフルトで乗り継ぎ便がさらに欠航し、選手団一行は深夜空港に取り残され、荷物も出てこないという最悪の状況となりました。
 そのような中、在フランクフルト日本大使館の松山書記官には大変なご支援とご配慮を賜り、全選手感謝しかありません。松山様はフランクフルト空港での入国時支援やその後、ロストバゲージした荷物の回収に深夜にわたるまで立ち会っていただきました。選手団は航空会社が用意したホテルで一時休憩後、翌朝、松山様と再び合流し、荷物を回収することになりました。ショーピースで使うチョコレート細工が壊れるなど物心両面において相当なダメージを受け、かつ、見知らぬ土地でのトラブルということもあり、松山様の存在は本当に大きく有り難いものでした。
 さて、最終目的地シュトゥットガルトへの移動方法としては、24時間後のフライトか陸路をバスで移動する選択をする必要があり、高橋ヘッドコーチの最終判断によりJTBフランクフルト支店に応援を要請し、急きょバスで現地入りとなりました。
 疲れ果てた選手一行にはさらなる試練が待ち構えていました。国際郵便(EMS)で日本から送った調理機材がナショナルチーム6箱、個人参加選手5個の計11個が届かず、現地の税関など関係各所に連絡をしたところ、送付元の日本郵便でコロナウイルスの影響により各国に対し荷物の搬送が相当遅れており、東京と大阪の国際局はパンク状態でした。選手は必要なものを現地調達し、何とか開会式に向けて急ピッチで準備を進めました。

 今回から会場がエアフルトから大都市シュトゥットガルトに代わり、同時開催される調理機材や食材の展示会INTERGASTRA はメッセの全10ホールを使い出展企業1,500社、来場100,000名を超える規模です。世界料理オリンピックは、世界各国から集まったナショナルチーム、リージョナルチーム、ジュニアチーム、個人選手が文字通り料理の世界一を競います。前回の2016年は59カ国が参加し、2,000名以上のシェフが参加した世界最大規模の国際料理コンクールです。
 2月14日、開会式では各国の入場パレードがあり、日本選手団はQueenの「We Will Rock You」とともに入場。会場からも手拍子で迎えられ、これからの数日間の戦いに向けてチームを鼓舞するものとなりました。




出発前に空港でミーティング


会場のメッセシュトゥットガルト


日本選手団の皆さん


会場の外でパレードの待機


ナショナルパレード直前の様子


開会式


会場のメッセシュトゥットガルト





壮行会


 1月21日、横浜ロイヤルパークホテルにて関東総合地方本部神奈川県本部の新年会と合同で世界料理オリンピックに出場する選手の壮行会が開催されました。
 会場には横浜市の荒木田副市長をはじめとした来賓の皆様、また、武部名誉総裁、宇都宮会長、大西理事長、内垣内専務、西村常務、各地方本部会長、そして関東総合地方本部に所属する県本部会長、協賛企業の皆様方、総勢170名を超える多くの方にお越しいただきました。
 髙橋明ヘッドコーチ(横浜ロイヤルパークホテル総料理長)の司会で進行する途中、参加した選手全員から一言ずつ挨拶がありました。毛塚チームリーダーからは、ドイツでの戦いまで20日ほどに迫る中、「チーム一丸となって皆様に良い報告ができるよう頑張って参ります」と力強くコメントをいただきました。また、ペストリーの岩崎シェフは、「一生に一度の経験」ができることの感謝を忘れずに現地でしっかりと仕事をしてきます、と意気込みをお話いただきました。
 団体戦、個人戦ともにドイツに行く選手の皆さん、体調には気を付けて、現地で日本の調理技術の高さを見せつけ、世界を魅了してきてください!




Go for the Gold!!


横浜市副市長の荒木田百合様より激励のご挨拶


高橋ヘッドコーチによる司会


数々の素晴らしい料理


大勢の来賓、協賛企業の皆様にお越しいただきました





賞味会


 12月18日、学校法人誠心学園東京誠心調理師専門学校(東京都大田区)の中にあるレストラン施設をお借りし、ナショナルチームの賞味会を開催しました。
 4回の時間帯に分けて協賛企業や総本部・各地方本部役員の皆様、総勢109名の参加者に実際の競技、レストラン オブ ネーションズで提供する魚、肉、デザートの3皿の料理を提供。お客様の中には料理だけでなく、カウンター内で仕上げを行う各選手の手際を注視される方も多くいらっしゃいました。また、会場の中央にはチョコレートで作ったショーピースを展示し、皆様に鑑賞していただきました。
 ご賞味いただいた109名という人数は、競技本番で料理を提供する110名とほぼ同数です。ナショナルチームにとって、作業のシミュレーションを行う絶好の機会となりました。
 髙橋ヘッドコーチからは、「レストラン オブ ネーションズの練習はかなり重ねてきましたが、本日の会場は普段の練習会場とは調理場や提供場所が変わり、初めは戸惑いがありました。しかしながら、本番に向けての心構えや準備、問題点等がはっきりと見え、選手たちも今回の賞味会を経験したことにより、課題が再確認できたと思います。料理、ショーピースの内容に、皆様から良い評価をいただき一安心しています。今後はできうる改良を重ね、さらなる高みを目指します」とコメントをいただきました。
 当日は東京誠心調理師専門学校の先生方、学生の皆様に大変お世話になりました。ありがとうございました!




ナショナルチーム


調理の様子


東京誠心調理師専門学校内のレストランにて





ナショナルチーム強化訓練4


 10月6日、今回の大会からの新しい競技シェフズテーブルに向けた試作とミーティングを行いました。フィンガーフード6種類、ディップ2種類をレシピに沿って試作し、ナショナルチーム全員で試食。それぞれの料理ごとに意見や感想を出し合い、改善点を話し合いました。現在の課題は、競技ルールに基づく作品の重さ、大きさを確認し、食感・色合い等の細かい部分の調整を行うことです。また、あらかじめ試作しておいたデザートのプティフールを全員に見てもらい意見を聞き、作品に関する改善点も話し合いました。その後、計量しながらプティフール3種類を試作し、正確なレシピを作り上げました。今後も試作を重ね、さらに完成度を上げて行きます。
 10月14日、レストラン オブ ネーションズのトレーニングを行いました。本番さながらに、ランダムにオーダーを読み上げ、オードブルからデザートまでのコース料理を試作。宇都宮会長はじめ、多くの理事・役員の方々の見学があり、試食をしていただき感想や励ましの言葉をいただきました。本番は、110名のお客様に料理を提供しなければいけません。今後、試作数を増やして、本番の形に近づけたトレーニングを進めていきます。また、11月中には、主催者のドイツシェフ協会に提出するレストラン オブ ネーションズの料理写真の撮影も行う予定です。


コース料理の試作




ナショナルチーム強化訓練3


ナショナルチーム強化訓練3

 7月21日・8月11日、ナショナルチームの競技であるレストラン オブ ネーションズの訓練を行いました。
 9月15日には、メニューについての最終検討を行い、前菜・メイン・デザートの3アイテムのメニューを決定しました。また、今大会からの新競技シェフズテーブルについても協議を進めました。岩崎勇海外交流委員長からは、ドイツシェフ協会へ質問したことの回答の報告があり、食材や調理備品の詳細をチーム全体で情報共有しました。
 9月22日は、提出するメニューについて、メンバー全員で再度確認し、日本らしい食材の特色の表現を加えたり、一般的で分かりやすい表記にしたり、と最終的な修正を行いました。
 シェフズテーブル競技の課題についても、具体的なレシピをディスカッションし、各パートの役割に分かれて試作。味はもとよりアシェットの選定、ドレッセのバランスと色合い等を検討しました。味覚での日本らしさと表現を取り入れると共に、味覚のインパクト、提供料理のトータルなバランスを確認する事ができました。次回より、シェフズテーブルのプレゼンを想定して、大皿・個々盛りを全て実際にサービスしていく予定です。



横浜の国際フード製菓専門学校での訓練の様子


選手全員にドイツ・ヴォストフ社(WUSTHOF)
から贈呈されたナイフ
個人部門の出場選手による訓練(京滋地方本部・関西地方本部エリア)

 8月26日、学校法人大和学園京都調理師専門学校にて、個人部門選手4名(京滋地方本部:桐山均選手・入江賢作選手・遠藤重伸選手、関西地方本部:塩貝龍太選手)の訓練を行いました。指導は、占部韶二郎個人部門コーチ、京滋地方本部の西稔史会長他役員の方々、髙橋明ヘッドコーチ、毛塚智之チームリーダーで、並んだ各選手の作品を前に実践的なアドバイスと意見交換が行われました。宇都宮久俊会長も会場に来られ、本番まで半年を切る中、選手役員ともに良い緊張感を持ち準備を進めております。


個人部門の出場選手による訓練(西日本地方本部エリア)


 西日本地方本部所属の3名(天川伸也・鈴木智宏・舟木慧選手)が、第25回世界料理オリンピック個人部門Culinary Artの訓練をホテルニュー長崎にて行いました。指導は個人部門の占部韶二郎コーチと川端明国内審査委員です。
 各選手が早朝より準備した展示作品(フィンガーフード4皿、5コース5皿)を講評する形で進められ、作品とクロスの調和や小皿の在り方、メニューボードの表記、しっかりとしたゼリー掛けについて等、多方面から講評が行われました。
 8月には京滋地方本部エリアに所属する選手による訓練が予定されています。皆さん、通常勤務とは別に時間を作り、より高いステージを目指して日々訓練に励んでいます。がんばってください!




占部コーチによる講評


選手全員の試作を展示し テーマや作品構成を講評




ナショナルチーム強化訓練2


 6月9日にミーティングを行い、6月23日、7月7日とトレーニングを進めてきました。協賛企業各社より食材の協力をいただき、本格的にレストラン オブ ネーションズ競技を想定した訓練を行っています。午前中に仕込みを行い、午後より温製オードブル、メインディッシュ、デザートを作成。テイクオーダーの人数を読み上げて、順次、異なる人数かつタイミングをずらしながら、訓練しました。
 7日には、宇都宮会長、関東総合地方本部の福士理事長が参加し、宇都宮会長からドイツ・ヴォストフ社協賛のナイフセットが全選手に渡されました。また、宇都宮会長と福士理事長の他、訓練会場の国際フード製菓専門学校廣瀬道校長、益田秀明先生にもお客様になっていただき、本番さながらに料理説明を行い、試食していただきました。
 今後も、大人数・少人数のオーダーを織り交ぜたトレーニングを繰り返し行っていきます。




練習の様子


ペストリーシェフによるデザート作成


ドイツ・ヴォストフ社から選手全員に
ナイフセットの協賛





ナショナルチーム強化訓練


 5月19日・26日、横浜の国際フード製菓専門学校にて、ナショナルチームのホットキッチン競技 Restaurant of Nationsの試作を行いました。食材の協賛企業も決まり、今回はいくつかの食材を実際に取り入れての試作です。当日は110名分のコースメニューに使う食材の選定と競技時間を考えたオペレーションの検討を行いました。
 今後はさらに詳細な調理スタッフの役割分担と調理に使う機材の選定を早急に進めます。













ナショナルチーム ミーティング報告


 4月14日、横浜ロイヤルパークホテルにて、世界料理オリンピックに出場するナショナルチーム10名、関東総合地方本部福士理事長、占部国内審査委員長が参加してミーティングが行われました。
 髙橋ヘッドコーチより、ナショナルチームおよび個人部門に出場する選手の参加登録の完了報告や競技日の確認があり、今後の練習会のロードマップ、現段階でのホットキッチン競技Restaurant of Nationsと新しく導入されたChef’s Tableの料理内容について説明がありました。また、門口シェフからは、Chef’s Tableにて展示する、ショーピースの現状の製作状況とデザイン案が提出され、占部国内審査委員長からは、世界料理オリンピックの国際審査基準について詳しい説明がありました。
 会議では、選手各自の役割分担、現状での疑問点等についてディスカッションを行い、活発に意見交換することができ、最後に髙橋ヘッドコーチは「疑問を持ったらとにかく口にして、ナショナルチーム全体で考えて行きましょう」と締めくくりました。
 次回は5月12日、横浜の国際フード製菓調理専門学校にて約10時間の調理訓練を実施する予定です。






合同ミーティング


 3月3日、ナショナルチームと個人部門に出場する選手が集まり合同ミーティングを開催しました。会場となった学校法人誠心学園国際フード製菓専門学校(神奈川県横浜市)は、これからナショナルチームの競技訓練の場所となります。
 ミーティングでは、宇都宮会長の挨拶から始まり、関係者によるルクセンブルクでの国際料理コンクールWorld Cup視察の様子やシュトゥットガルトの現地情報が詳しく紹介されました。
 西山キャプテンと毛塚リーダーからは、競技作品の傾向やフードロスを意識した調理場について、また、和に固執し過ぎない、各国の審査員が分かる味にすべき等、実践的な話がありました。髙橋ヘッドコーチからは、選手の競技日、宿泊するホテル、仕込みの調理場や現地での食材調達等について、映像を使いながら説明がありました。さらに、毛塚リーダーから海外の大会を視察して「日本チームは技術力では劣っていないので十分戦える」と、力強いコメントをいただきました。占部国内審査委員長は、過去2回の料理オリンピックでの審査員の経験から、衛生検査、作業態度やフードロスといった様々な角度からの審査方法について説明がありました。
 現地情報、ナショナルチームの訓練場所等、戦う準備はこれで万全です!

Going for gold medals!




ナショナルチーム


宇都宮会長より挨拶


関東総合地方本部 唐澤副会長より挨拶


髙橋ヘッドコーチによる進行


西山キャプテンからWorld Cup視察報告


World Cupでの展示作品の解説


協賛ロゴを入れる前の
選手用シェフコートの説明


大会期間中、仕込み作業をする調理場


現地の野菜情報


現地の肉や魚情報


占部委員長から審査についての説明


西村常務理事から参加心得について


ナショナルチームと個人部門選手





抽選会


 ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州の工業都市シュトゥットガルトで、ナショナルチームの競技日抽選会が開催されました。日本からは岩崎海外交流委員長ら役員と髙橋ヘッドコーチや西山キャプテンを含む6名で参加。会場はバロック様式の宮殿(現在は州庁舎として利用)で、主催団体のドイツシェフ協会Daniel Schade副会長の挨拶でスタートしました。なお、特別ゲストとしてリオのオリンピック体操(鉄棒)の金メダリストFabian Hambühen選手と同じく体操(床)のTabea Alt選手が参加し抽選会を盛り上げました。
 抽選の結果、日本は大会初日の2020年2月15日に「ホットキッチン競技」を行い、大会3日目の2月17日に今大会から導入される「シェフズテーブル競技」を行うことになりました。
 一行はこの後、大会期間中に使う準備用のキッチンの確保や宿泊施設の確認を行い帰国予定。3月3日には国内の練習会場として利用させていただく学校法人誠心学園国際フード製菓専門学校にて、ナショナルチームと個人部門に参加する選手による合同ミーティングで今回の報告を行い、いよいよ本格的な練習がスタートとなります。
 本番まで残り1年です!


新宮殿Neues Schlossでの抽選会
(c)2019 Messe Stuttgart






キックオフミーティング


 2018年12月3日、関東総合地方本部(会長:深見進)から第25回世界料理オリンピックに出場する10名のナショナルチームと宇都宮会長をはじめとする日本チームの組織委員会役員、関東総合地方本部を構成する12県本部会長、また大会本番まで練習会場として施設をお借りする学校法人誠心学園の廣瀬校長等、総勢34名によるキックオフミーティングがJCビルディング地下のマリンルームにて行われました。
 髙橋明ヘッドコーチの開会宣言の後、宇都宮会長、続いて今大会の出場チームの総監督でもある深見会長や西村常務理事、岩崎海外交流委員長から経験談を交えた激励の挨拶がありました。西山キャプテンと毛塚チームリーダーからは、11月にルクセンブルクで開催された国際料理コンクール「ワールドカップ」に岩崎委員長とともに視察した際の報告がありました。この大会は世界料理オリンピックの競技内容と似たところが多く、また世界各国の実力を知る上でもチームにとって非常に有益なものとなりました。
 選手および役員の集合写真撮影の後には、ナショナルチームと役員に分かれてミーティングを行いました。ナショナルチームでは、髙橋ヘッドコーチから「我々は勝つために集まっています。目標は金メダルです!」と、選手の士気を鼓舞する話があり、各選手からはチームメイトとしてお互いを知ってもらうために自己紹介を行いました。

 大会本番まで残り438日。

 いよいよチームでの練習も始まります。
 また、来年2月にはドイツ・シュトゥットガルトにて会場内の競技場所の抽選と説明会が開催され、大会期間中に使用する調理場、選手の宿泊先の確認等を現地で行う予定です。
 なお、ナショナルチームとともに世界料理オリンピック個人部門に出場する選手は以下の10名です。


【個人部門】

小柏 進  ナショナルチーム サポートシェフ(関東総合地方本部)
石川 幸子 ナショナルチーム サポートシェフ(関東総合地方本部)
塩貝 龍太 ホテルグランヴィア大阪(関西地方本部)
桐山 均  ホテルボストンプラザ草津(京滋地方本部)
入江 賢作 クサツエストピアホテル(京滋地方本部)
遠藤 重伸 京都ブライトンホテル  (京滋地方本部)
和田 将司 高知共済会館(中国地方本部)
天川 伸也 鹿児島サンロイヤルホテル(西日本地方本部)
鈴木 智宏 ホテルニュー長崎(西日本地方本部)
舟木 慧  情熱の千鳥足CARNE(西日本地方本部)





【ナショナルチーム】
前列左から岩﨑 浩実、門口 健治、毛塚 智之(チームリーダー)、西山 恭正(キャプテン)、石川 幸子、
2列目左から櫻井 健太、小柏 進、當間 元、村田 貴之、髙橋 明(ヘッドコーチ)


キックオフミーティングの様子


宇都宮会長より冒頭の挨拶


深見総監督より激励の挨拶


髙橋ヘッドコーチより開会宣言


ルクセンブルクでのワールドカップ視察報告


ミーティングに参加した全員で記念撮影
国際フード製菓専門学校 新日本ウエックス New Zealand King Salmon 髙瀬物産 日本産業
フレッシュ青果 新田ゼラチン ScanBox ウィストフ社